アイドルになれないなら死にたい

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悪魔か美女になりたい。

私はよく忘れられる存在だ。
忘れられていなかったとしても、けなされることが多々ある。
それはずっと自分がブスだから、存在感がないからだと思ってた。
・病院で会計を忘れられて30分待つ。
・会社面接で担当者が来なくて1時間待つ。
・友人に「この間思い白いことあってねー」と、同じ空間にいたときの話をされる。
かと思いきや、別の話では、「え?あの時いたよね?」とドッペルゲンガーを疑うほどの存在感のなさ。
・小学生の頃通っていた歯医者で、コンプレックスでもあるガタガタの歯の間から、お昼に食べたミートスパゲティの肉の破片みたいのが出てきて、
「ほら、こんなん出ましたけど」とこれみよがしに見せられて、それ以来歯医者が違う意味で怖い。
・友人と一緒にいった陶芸教室で、
友人のことは才能あるねー!なんて褒めちぎるのに私のことはあんたって本当不器用ねー!と言われる始末。
生粋の不器用ではあるんだけど、これからの生業とするわけじゃないんだから、そんなけちょんけちょんに言わなくても、と帰ってちょっと泣いた。
出会ってすぐにおまえ呼ばわりされるのは、嬉しいけど、たまに落ち込むんです。
考えようによってはね、もしかしたらね、おまえなんて呼ばれたことのない美女は私を羨ましがるかもしれないけどね。
私は私を愚弄する人々を地獄へ突き落とす悪魔か、一度見たら忘れられないくらいの美貌の持ち主になりたい。
「死刑じゃ」
「はっ まさか あなたが」
「そうじゃ悪魔じゃ」
「ひっ お許しください」
「ふんっ 貴様余を忘れておったな。わしを愚弄しおったな。おまえの首なんざスパッと切ってくれるわ はっはっはっは」
「きれいだね」
「その言葉は聞き飽きたわ。たまにはもっと他の言葉で私を褒めてよ。もしく私が聞いたこともないような言葉で口説いてみせてよ。」
こういう具合に。

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私の中の、片桐はいり。

とあるドラマの中で片桐はいりはこんなことを言っていた。
「あー!思いっきり誰かを信じたい!そしてぎゅーっと抱きしめたい!」

そんな私の中にも片桐はいりがたまに現れる。

そして、私の心をえぐってくるのだ。

「だってずるいじゃない。生まれた時からあんたはかわいくってずるいじゃない
。ちょっとの努力で報われるんだから。”天才は1%のひらめきと99%の努力だ”ってエジソンは言ってるけど、かわいいってのは、90%の先天性と10%の努力なのよ。先天性のものが0%の人は頑張ったって、20%にしかならないのよ。勝てっこないわよ。」

私の中の片桐はいりの叫びに耳を傾けていて気付いた。

抱きしめたかったのは誰かじゃなくって
私の思いを背負った何かってことだったんだ。

たまに誰かをぎゅっと抱きしめたくなるけど、それって本当は
”誰か”なんじゃなくって、私のことを思ってくれる、その人自身ではなく、私のことを好いてくれるという温もりとか証拠を愛でていたいだけだったんだ。

私はそんな片桐はいりを、私の中の醜ひどくこじらせてしまった部分を、全部丸めて愛してあげようと思った。

抱きしめて、愛してあげられる人は私しかいないのだから。

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