化粧をしよう①

15時からの一人フェスを控えた私は吉祥寺東急1階の化粧品売り場に立っていた。
事の発端は、前日の午前4時。
高円寺ガード下の馬力にて、知人男性から言われた一言である。

「俺はそんなお前を抱かないからね!とりあえず化粧品売り場にいけ!とにかくいけ!」

そしてその後、彼からはURLだけが書かれた一通のDMが届いた。
「http://www.miyahaya.com/entry/2016/04/22/190857」
それが、「スタバで同級生のスッピンを見せられ、「メイクってすごい!」とぼくは声高らかに叫んだ!」という記事であった。

今まで散々「眉毛ないよ」といろんな人に言われてきた。なんなら第一印象になってしまうくらいだ。
言い訳がましい言い訳に聞こえるかもしれないが、この眉毛の薄さは生まれつきだ。
おばあちゃんにも「平安美人」と言われるくらいだ。

これから化粧品売り場に行ってプロのメイクアップアーティストにメイクをしてもらったということを書くわけだが、
私の顔写真は一切出てこない。そこでイメージしてもらいたいのが、よく源氏物語などで、再現されるあの顔だ。(ただし未婚なのでお歯黒ではない。)
眉毛が薄く、目は切れ長というよりかはやや腫ぼったい、唇も小さい。
一昔前似ていると言われた芸能人はめごっちこと剛力彩芽だ。それでイメージしてもらえばいい。

さて、天気は晴れ、ちょっと暑いくらいの良き日ドリ。

化粧品売り場通りという名の、駅まで13分のいつもの通い慣れた道とは違う道。
今までは避けて歩いてきたこの道を、私は今自主性を持って歩いている。立っている、私は今この道に立っているんだああああ!そして歩を進めるんだあああ!

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