アイドルになれないなら死にたい

あー、その白い肌、細い腕、くっきりと浮かびあったの喉ぼとけ。

あー、その白い肌、細い腕、くっきりと浮かびあったの喉ぼとけ。
掘り返したシャツの袖口から延びる長い腕。
すらっと伸びた足。ちらっと見えるくるぶし。

やだもう、泣いちゃう。かっこいい。泣いちゃう。見てるだけで濡れちゃう。

シンプルな服装なのに、なんでそんな異彩放っちゃうの。
ああ、もう本当超絶超絶超絶、かっこいい。
あーもう、その偏屈な考え方。ウィットに富んだ冗談を真顔で言うとことか、その時の目とか本当溺れたい最高。

私その君のすばらしさ超わかるし、その考え方も超わかるからねえそばにおいて?君の世界観大好き。
私も入れて?わかるやつにだけわかればいいって、私わかるからすごいわかる。すごい君は面白い。大好き。
ねえずっと一緒にいよ?結婚しよ?

自分の世界を持っていて、独特な世界観のあまり、世間から置いてけぼりをくらってしまった、そんな孤独な人をわかってあげたいというのは、所詮、自分だけが良き理解者でありたい、自分が彼の世界をこじ開けて新しい風を入れてあげたい、というのは、エゴでしかないのだ。自分だけがわかってあげたいという、自分だけが彼にとっての唯一無二の存在でありたいという欲の塊の願望。それはただの自己顕示欲の塊を押し付けているに過ぎないのだ。それ以来私は好きなタイプは”一緒に居て楽しい人”というようにしている。別にモテを意識したわけではない。何度も言うが、モテを意識してのことではない。いわゆる”こじらせ女子”が好きな男性に共通するもの、それが、孤独、根暗、無頼、メガネが似合う、つぶらな瞳、決してイケメンではないが子犬のような雰囲気をまとった男、なぜであろうか。その寂しさをわかってあげたいなんてなんて勝手で我が儘な感情なのだろうって自分自身に嫌気が刺すのだけれど、快感に浸っている。そして今日も松田龍平に見たてた抱き枕をぎゅっと抱き締め眠るのだ。

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