アイドルになれないなら死にたい

今年のこじらせ今年の内に

ディズニー嫌いなの!?ジブリ嫌いなの!?YUKI嫌いなの!?aiko一曲も歌えないの!?
GO!GO!7188のこいのうた知らないとか本当に女子なの!?
と言われ続けるのにはもう慣れた。

情操教育がなってないからこんなにこじらせてしまったんだ!と自身の親に訴えたい気持ちもあるが、だがしかし、同じ環境で育ってきた姉は母の誕生日に盛大な結婚式を挙げ、無事に子供も産み親に孫の顔を見せ、”女としての人生”というやつを謳歌しているのである。

わかっている。原因は私だ。私のコンプレックスだ。
自身のコンプレックスによってそういったかわいい、かっこいいものたちを小馬鹿にしてきてしまった。
私は好きなものではなく、あれは嫌いだこれも嫌いだという嫌いなもので自分を語っている。

サマンサタバサのカバンをもっている女子は全員ヤリマンだとか、BBQの写真をやたらとFacebookに貼っている人うぜえとか、猫かわいいよね〜とか言っている女は猫かわいいって言っている私かわいいにゃはとか思っていそうとか、そういうことを言いつづけてきた。

夜道で歌舞伎揚げを食べながら歩いていたら、ふと気付いてしまった。
あいつらは全員空っぽなバカなやつらだと心の中でいつもあざ笑っていたが、振り返ると、空っぽなのは自分のほうだった。

あいつらにはわからないであろう崇高な意識とやらを塗り固めているつもりだったが、結局は何も語れるモノがないのである。
あんな風に空っぽになるんじゃねえぞ、と自分に投げかけたはずの声に今、私は、復讐されている。

誰かを、何かを、否定していては前には進めない。
まずは嫌悪してきたものたちを知ることから始めようではないか。

EXILEは完璧である。歌がうまい、ダンスがうまい、かっこいい、高身長、おしゃれ、いいところをあげればきりがない。
完璧な人間だ。いや、もはや人間なのか?悪いところがない。かっこいいからこじらせてなんてないだろう、だから性格もいいだろう。

EXILEを素直に聞けなかったのは、EXILEを知ろうとしなかったのは、私の心の問題だった。
EXILEは何も悪くない。

歌舞伎揚げ1袋をすっかり食べ終えた私は、その後、EXILEカルタなるものの作成に勤しんだ。
カルタと言ってもただオフィシャルサイトの写真をカラーコピーしただけのものではあるが。

そしてこの写真の裏に情報を書き込んでいく。
まずは本名、出身地、誕生日、好きな男子へ質問攻めする恋する女子中学生のごとく、書き込んでいく。
wikipediaという超極秘ルートから仕入れた情報も細かくメモ帳へ書き込んでいく。

EXILEを知ろうとする人にまず襲いかかる壁が顔と名前を一致させることである。
私は写真と裏の情報を単語帳のように利用し、ペラペラとめくり、頭へ叩き込む。
ぺらっ、「HIRO」
ぺらっ、「・・・MATSU?」
ぺらっ、「USA」
ぺらっ、「MAKIDAI」
これを19人分、何往復もする。

次の段階はメンバーの素顔を知るべく、メモ帳に書き溜めた情報を元に自らクイズを作成する。
・メンバー全員が所属し、HIROが社長を務めるていることでもおなじみの会社、LDHとは何の略か
・中国、台湾ではEXILEは漢字表記となっているが、それは次のうちどれか
・ミディアムテンポの曲はメンバーの間でなんと呼ばれているか
・実はメンバーの中に本名とは関係のない芸名のメンバーがいるが、それは誰か

私は昔からクイズが大好きだった。
カセットテープにクイズの問題を吹き込んでは、再生し、一人クイズ大会なるものを開催していたくらいだ。
後日父にその吹き込んでいる光景を目撃され爆笑されたことはいうまでもない。

しかし今回は発表する場を神から与えられた。というか無理矢理友人を付き合わせた。
さっとカバンからEXILEカルタを取り出し、まず相手を牽制しておく。今日はこれを持ってきたから、持ってきたからにはやるんだからねって。

まあ自分が好きな話してる時って、自分自身は興奮して楽しいんだけど、相手が退屈してないかな大丈夫かなって心配しているうちにクールダウンしてきてしまう。犬に例えたら自分のしっぽを追いかけてたら捕まらなくてなんだか楽しくなっちゃてずっとくるくる回っちゃう感じ。でもそうだとしたら私超かわいいくない?

お酒を飲んでいたせいで、お互いに眠くなってしまい、最後に用意していた加入順入れ替えクイズができなかった。
家に帰ってきて復習のつもりで並べ替えクイズやってみたら正解だった。

201412-07

もうEXILEについてはほぼ完璧である。
でもまだ曲を一曲も聴いていないのである。

EXILEは今年、新メンバーを迎え第4章の幕開けを迎えたが、私はようやくこじらせという第1章の幕を閉じようとしている。
そして第2章の幕開けとともに私はライジングサンしていくのだ。

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